岡田 泰尚 選手
(陸上短距離)
生年月日:2007年生まれ
所属:一般社団法人デフ陸上競技協会
高知県立中村高等学校 陸上競技部
ゆかり地域:高知県土佐清水市 出身
・第22回全国障害者スポーツ大会いちご一会とちぎ大会 200m銀メダル、走り高跳び銀メダル
・第20回日本デフU18陸上競技選手権大会 400m銀メダル、400H金メダル
・1st World Deaf Youth Games(ブラジル) 200m、400m銀メダル
・1st World Deaf Youth Athletics championsips2024(台湾)400R金メダル(世界ジュニア新記録)、1600R金メダル
岡田 泰尚 選手
(陸上短距離)
生年月日:2007年生まれ
所属:一般社団法人デフ陸上競技協会
高知県立中村高等学校 陸上競技部
ゆかり地域:高知県土佐清水市 出身
・第22回全国障害者スポーツ大会いちご一会とちぎ大会 200m銀メダル、走り高跳び銀メダル
・第20回日本デフU18陸上競技選手権大会 400m銀メダル、400H金メダル
・1st World Deaf Youth Games(ブラジル) 200m、400m銀メダル
・1st World Deaf Youth Athletics championsips2024(台湾)400R金メダル(世界ジュニア新記録)、1600R金メダル
姉は陸上兄は相撲で県大会、四国大会、全国大会で活躍するスポーツ一家で育ちました。
私は小さい時から兄姉の活躍を応援しながら、自分はあの舞台に立てないだろうと思っていました。なぜなら幼少期の私は運動が苦手で、運動会の100m走で学年で遅い組の最後尾が定位置だったからです笑
中学校から始めた陸上では成長期と指導者のおかげで県大会、四国大会、全国大会とステップアップし、全国障がい者スポーツ大会で銀メダルを2つ獲得したところ、事務局長の竹見先生に声をかけて頂き、デフ陸上の道に進みました。
-競技との出会いを教えてください。
姉が陸上競技をしていて県大会や四国大会、インターハイに出場している姿を応援する中で、いつか自分もあのフィールドに立ちたい。あの表彰台に立ちたいという思いがドンドン強くなって、中学入学と同時に陸上へ挑戦する事を決めました。
-競技の魅力を教えてください。
1番は0.01秒、1cm単位で勝負が決まる紙一重な世界なところだと思います。順位を競う部分もありますが、1秒でも速く、1cmでも高く、1cmでも遠く、それぞれの種目で常に過去の自分との闘いがあるところも面白いポイントだと思います!
-取り組んでいる競技が、デフ競技ときこえる人の競技で違いがあるのか。 あるとすればどのような点が違うのか。
私が専門としている短距離では、スタートの合図はピストルの音で行われます。高校の大会では人工内耳をつけて、号砲を聞いていますが、デフの場合はルール上、人工内耳を外さないといけないので、音を光に変える、「スタートランプ」というものを使ってスタートしています。
また、会話もデフの場合は手話を使って会話し、国際大会では日本の手話とは違う国際手話というものが使われ、普段は口話であまり使わないため、必死に勉強中です。
-これから競技を始めてみたい方へのメッセージをご記載ください。
ユースの選手、シニアの選手は年齢差がありますが、みんな仲が良いし、手話が出来なくても通訳してくれる人もいるので、すぐに馴染めると思います!現地点で私が最年少で同年代の人もいないので同年代の人や後輩の皆さんぜひ来てください笑
-デフリンピックに向けての意気込みを教えてください。
私が出場させていただいた世界大会はいずれもユースの大会で、来年の東京デフリンピックは自国開催ということもあり、出場したいのですが、日本代表の中心となるシニア世代にはまだ実力が追いついていないので、次世代の選手として経験、実力を伸ばして東京大会以降で活躍していけたらと思っています。