～ きらり☆つながれ！日本のデフアスリートたち ～
中村 大地 選手

中村なかむら 大地だいち 選手
（陸上800m、1500m）

生年月日：2006年生まれ

所属：筑波技術大学

ゆかり地域：岩手県盛岡市　茨城県つくば市

大会実績等
第59回全国聾学校陸上競技大会　800m 2位、1500m 1位
第60回全国聾学校陸上競技大会　800m 1位、1500m 1位
第1回世界デフユース陸上競技選手権大会　800m 3位、1500m 3位

岩手県盛岡市出身、現在は筑波技術大学（茨城県つくば市）に在学している。2024年7月14日 から16日にかけて台湾の台北で開催された「世界ろう者ユース陸上競技選手権大会」に出場し、1500m・800m・4×400mリレーで、それぞれ銅メダル、銅メダル、金メダルと、全ての種目でメダルを獲得する大活躍を見せた。

ー競技との出会いを教えてください。

陸上競技を本気で取り組むようになったのは、高校1年生からで、特別支援学校の高等部には陸上部があり、そこで陸上部に入ったのが陸上競技との出会いです。

－競技の魅力を教えてください。

陸上競技は、個人種目であるが、チームスポーツとも言えます！仲間が良い記録を出せばまるで自分のことのように喜べるし、逆に自分が良い記録を出せば仲間が喜んでくれるのが陸上競技の魅力です。

ー取り組んでいる競技が、デフ競技ときこえる人の競技で違いがあるのか。　あるとすればどのような点が違うのか。

ハッキリ分かれてるのは、スタート方法です。聞こえる人は音で反応でするのに対して、聞こえない人は光（ランプ）で反応することです。
若干光（ランプ）でスタートをする方が反応速度は遅いが、これでも聞こえる人と勝負することが出来るようになりました。

－これから競技を始めてみたい方へのメッセージをご記載ください。

仲間、ライバルを作りましょう！お互いに切磋琢磨し合うことで自分をより強くさせることが出来ます！是非仲間、ライバルを沢山作りましょう！

ーデフリンピックに向けての意気込みを教えてください。

「世界ろう者ユース陸上競技選手権大会」 で戦った海外の選手と来年東京で開催されるデフリンピックでの再会を約束してきました。
そのため、まずは出場権を勝ち取ること。そして出場したら決勝まで残って入賞することが目標です。

 Instagram： nk_dic（個人アカウント）