~ きらり☆つながれ!日本のデフアスリートたち ~
高田 裕士 選手

高田 裕士 選手

高田たかだ 裕士ゆうじ 選手
(陸上400mハードル)

生年月日:1984年生まれ

所属:トレンドマイクロ株式会社 
   日本デフ陸上競技協会

ゆかり地域:東京都 荒川区 
      東京都 港区
      神奈川県 横浜市 

大会実績等
デフリンピック4大会連続出場
(2009,2013,2017,2021)
400mハードル日本デフ記録保持者

高田 裕士 選手

高田たかだ 裕士ゆうじ 選手
(陸上400mハードル)

生年月日:1984年生まれ

所属:トレンドマイクロ株式会社
   日本デフ陸上競技協会

ゆかり地域:東京都 荒川区
      東京都 港区
      神奈川県 横浜市

大会実績等
デフリンピック4大会連続出場
(2009,2013,2017,2021)
400mハードル日本デフ記録保持者

東京都荒川区出身。デフリンピック日本代表選手としては史上初のプロスポーツ選手として活動しており、競技活動とは別に、メディア出演、イベント出演、講演会、チャリティーイベント、ろう学校陸上部指導等を通じて、デフリンピックの普及活動にも携わっている。現在は東京2025デフリンピックで、世界一のパパ(金メダリスト)になることを目標に活動中。

-競技との出会いを教えてください。

高校を卒業するまでは野球部でしたが、 肩のケガのため、大学入学後、陸上競技へ転向しました。中学時代に、陸上競技部の助っ人として出場した地区中学校駅伝大会で区間賞を獲得した経験があり、「長距離のような走る種目なら陸上競技未経験でもできるかもしれない」と思ったことが陸上競技を選んだきっかけです。

高田 裕士 選手

-競技の魅力を教えてください。

陸上競技には「走る」以外にも「跳ぶ」「投げる」などのさまざまな種目があります。また走る種目の中にも短距離、中距離、長距離、障害走、マラソンなど様々な種目があり、多くの種目の中から自分の長所を活かせる種目を選ぶことができる点が競技の魅力だと思います。
自分の専門種目の魅力に関しては、400mハードルはハードル無しのスプリント走(400m)の記録にいかに近づけられるかが大事となる競技ですが、「ハードルをスムーズに超えて、ハードル間の 35mを14〜15歩でできるだけ長く走る」ということをテーマにしているので、それがうまくハマってスプリントの記録に少しでも近づけることができたときがとても気持ちいいです!あとハードル走はハードルを超える瞬間に目が行きがちですが、ハードル間(ハードルとハードルの間)の走りの大きさに注目してほしいです。自分の場合、1 台目を超えてスピードに乗った後は 1 歩で2m28cmくらい進みます。
※日本の男子高校 3 年生の立幅跳の平均記録が2m28cm。

ーデフ競技ときこえる人の競技で違いがあるのか。あるとすればどのような点が何が違うのか

基本的に陸上競技とデフ陸上競技のルールは同じですが、デフ陸上には視覚的情報保障があり、スタートランプ(光刺激スタート発信装置)を用いてスタートをします。

ーこれから競技を始めてみたい方へのメッセージ

失敗を恐れず積極的にチャレンジすることを大事にしてほしいです。応援しています!

ーデフリンピックに向けての意気込み

初めて地元の東京で開催されるデフリンピックで、メダルを獲得して、地元の皆様に感謝の気持ちを伝えられるように精一杯努力して大会に臨みたいと思っています。応援よろしくお願いいたします。

Web:高田選手オフィシャルウェブサイト(http://www.yuji-takada.com/)

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